
ケンタッキーフライドチキンと言えば、カロリーが高いイメージがあるかもしれません。しかし、ケンタッキーオリジナルチキンのスパイシー味やサクサク感は、突然思い出して食べたくなる魅力を感じた経験がある人も多いでしょう。そのときがもしダイエット中だったら、他のメニューにはできるだけカロリーが低い商品を選ぶと良いかもしれません。
本記事ではケンタッキーの商品のカロリー一覧と、高・カロリーが低いメニューのランキングを紹介しますので、メニュー選びの参考にしてください。
Contents
ケンタッキーの商品のカロリー一覧
まず全商品のカロリーを一覧にしましたので、ご覧ください。なお、期間限定商品は除いています。
商品名 | カロリー (kcal) |
糖質 (g) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
---|---|---|---|---|
オリジナルチキン | 237 | 7.6 | 18.3 | 14.7 |
レッドホットチキン | 271 | 9.9 | 17.2 | 17.8 |
(激辛ソース) | 18 | 0.7 | 0.2 | 1.0 |
骨なしケンタッキー | 204 | 9.1 | 15.6 | 10.8 |
カーネルクリスピー | 119 | 7.6 | 6.8 | 6.6 |
ナゲット5ピース | 230 | 9.6 | 13.9 | 13.9 |
(ケチャップ) | 11 | 2.4 | 0.1 | 0.0 |
レッドホットナゲット5ピース | 274 | 9.1 | 15.2 | 18.8 |
ダブルパンチサンド | 438 | 31.4 | 19.9 | 24.7 |
メガダブルパンチサンド | 746 | 42.4 | 35.8 | 45.5 |
チキンフィレサンド | 414 | 31.0 | 19.9 | 22.2 |
和風チキンカツサンド | 474 | 37.7 | 18.9 | 26.5 |
バジルレモンツイスター | 309 | 29.4 | 11.4 | 15.6 |
ペッパーマヨツイスター | 328 | 29.7 | 11.3 | 17.4 |
てりやきツイスター | 385 | 32.9 | 11.5 | 21.6 |
フライドポテトS | 195 | 27.5 | 2.6 | 7.8 |
フライドポテトL | 390 | 55.0 | 5.3 | 15.5 |
フライドポテトボックス | 908 | 127.9 | 12.3 | 36.1 |
コールスローM | 137 | 9.4 | 1.6 | 10.2 |
コールスローS | 85 | 5.7 | 1.0 | 6.3 |
コーンサラダM | 82 | 17.3 | 2.3 | 0.5 |
コーンサラダS | 57 | 12.1 | 1.6 | 0.4 |
ビスケット | 200 | 20.8 | 3.2 | 11.1 |
(ハニーメイプル) | 29 | 7.0 | 0.0 | 0.0 |
チョコパイ | 274 | 28.7 | 3.1 | 15.7 |
ミニアップルパイ (バニラビーンズ入り) |
158 | 17.3 | 2.0 | 8.6 |
バーベキューソース (ディップソース) |
56 | 10.6 | 0.2 | 0.8 |
マスタードソース (ディップソース) |
140 | 8.0 | 0.5 | 11.6 |
トロピカルレモネード/ソーダ | 140 | 35.4 | 0.0 | 0.0 |
ケンタッキーのカロリーが低い商品ベスト3
次に、ケンタッキーのカロリーが低い商品ベスト3を紹介します。なお、公式サイトに掲載されている商品のうち、ソースやシロップ類、期間限定商品を除いたものをまとめました。
- 1位:コーンサラダS
- 2位:コールスローS
- 3位:カーネルクリスピー
ケンタッキーの低カロリー商品1位:コーンサラダS
カロリーが低い商品の第1位は、サイドメニューのコーンサラダSです。
商品名 | カロリー (kcal) |
糖質 (g) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
---|---|---|---|---|
コーンサラダS | 57 | 10.2 | 1.6 | 0.4 |
コーンサラダは甘めが強めなコーンのみを使用していますので、フライドチキンとの相性が抜群でさっぱりと食べられます。ドレッシングがかかっていないため、カロリーが低めなのも嬉しいポイントです。
ケンタッキーの低カロリー商品2位:コールスローS
カロリーが低い商品の第2位は、コーンサラダと並ぶサイドメニューとしてお馴染みのコールスローSです。
商品名 | カロリー (kcal) |
糖質 (g) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
---|---|---|---|---|
コールスローS | 85 | 5.1 | 1.0 | 6.3 |
コールスローは、みじん切りのキャベツとニンジンをタマネギ風味のコールスロードレッシングに漬け込んだサラダメニューです。ドレッシングがかかっている分コーンサラダよりカロリーがありますが、酸味のあるさっぱりした味付けが人気を集めています。
ケンタッキーの低カロリーの商品3位:カーネルクリスピー
カロリーが低い商品3の位は、チキン系商品の中で最もカロリーが低いカーネルクリスピーです。
商品名 | カロリー (kcal) |
糖質 (g) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
---|---|---|---|---|
カーネルクリスピー | 119 | 6.3 | 6.8 | 6.6 |
カーネルクリスピーは、胸肉をサクサク衣で揚げたメニューです。カーネルクリスピーは単品だけでなくツイスターの具材にも使われており、軽い食感が人気の商品です。
ケンタッキーのカロリーが高い商品ベスト3
続いて、ケンタッキーのカロリーが高いベスト3を紹介します。なお、こちらも公式サイトに掲載されている商品のうち、ソースやシロップ類、期間限定商品を除いたものをまとめました。
- 1位:フライドポテト ボックス
- 2位:和風チキンカツサンド
- 3位:チキンフィレサンド
ケンタッキーの高カロリー商品1位:フライドポテト ボックス
ケンタッキー商品の中で最もカロリーが高いのが、ポテト最大サイズのフライドポテトボックスです。
商品名 | カロリー (kcal) |
糖質 (g) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
---|---|---|---|---|
フライドポテトボックス | 908 | 122.3 | 12.3 | 36.1 |
フライドポテトボックスの平均重量は372gで、Sサイズ5個分ほどの量です。2~3人以上で食べる時に注文される場合が多く、量が多いのでカロリーも高めです。オリジナルチキンとの相性が考慮されていますので、ほんのりとした塩味になっています。
ケンタッキーの高カロリー商品2位:和風チキンカツサンド
カロリーが高い商品の第2位は、サンド系の中で最大カロリーの和風チキンカツサンドです。
商品名 | カロリー (kcal) |
糖質 (g) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
---|---|---|---|---|
和風チキンカツサンド | 474 | 37.8 | 18.9 | 26.5 |
和風チキンカツサンドは、鶏肉のカツに醤油風味のソースと特製マヨソース、千切りキャベツをバンズに挟んだ商品です。オリジナルソースの甘みある味わいやボリューム感が人気の定番メニューです。
ケンタッキーの高カロリー商品3位:チキンフィレサンド
カロリーが高い商品の第3位は、2位と同じサンド系商品のチキンフィレサンドです。
商品名 | カロリー (kcal) |
糖質 (g) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
---|---|---|---|---|
チキンフィレサンド | 414 | 32.0 | 19.9 | 22.2 |
チキンフィレサンドは、チキンフィレとレタス、オリーブオイル入りマヨソースをバンズに挟んだ商品です。チキンフィレのサクサク感とハーブやスパイスの香り高い風味が特徴で、和風チキンカツサンドと並ぶサンド系定番メニューといえます。
ケンタッキーの人気商品のカロリー
最後に、ケンタッキーの人気商品のカロリーを紹介します。なお、ここも公式サイト掲載の商品のうちソースやシロップ類、期間限定商品を除いたものをまとめました。
ケンタッキーと言えば外せないメニューとして良く注文される商品のカロリーをチェックしてください。
- オリジナルチキン
- 骨なしケンタッキー
- ナゲット5ピース
オリジナルチキン
ケンタッキーの代表商品と言えば、やはりオリジナルチキンです。オリジナルチキンのカロリー等をまとめましたのでご覧ください。
商品名 | カロリー (kcal) |
糖質 (g) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
---|---|---|---|---|
オリジナルチキン | 237 | 7.6 | 18.3 | 14.7 |
オリジナルチキンは、ケンタッキーの創業者カーネル・サンダースのオリジナルレシピを現代まで引き継いだ独特の味付けが人気の商品です。フライドチキンはカロリーが高いイメージがありますが、ケンタッキー商品の中で比較すると中間帯のカロリーでサンド類の約半分です。
骨なしケンタッキー
骨なしケンタッキーは、オリジナルチキンの骨なしバージョンの商品です。
商品名 | カロリー (kcal) |
糖質 (g) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
---|---|---|---|---|
骨なしケンタッキー | 204 | 10.7 | 15.7 | 10.8 |
骨なしチキンは、胸肉を使用してオリジナルチキンと同じ味付けを施した商品です。胸肉のため、オリジナルチキンの脂が多い部位と比較するとカロリーが低めです。また、骨なしケンタッキーはフィレオチキンサンドの具材にも使われています。
ナゲット5ピース
ナゲット5ピースは、ポテトやサラダ類と並ぶ定番のサイドメニューです。
商品名 | カロリー (kcal) |
糖質 (g) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
---|---|---|---|---|
ナゲット5ピース | 230 | 10.6 | 13.9 | 13.9 |
1口でつまめるサイズのナゲットは子どもでも食べやすく、セットにボリュームを加えたい時に便利なサイドメニューです。噛むと肉汁が広がるジューシーさも商品の特徴です。見た目はコンパクトですが5ピースあるため意外にカロリーは高く、オリジナルチキン1本分と同等のカロリーがあります。
管理栄養士が勧めるダイエット中におすすめのケンタッキー商品の組み合わせ例
ケンタッキーはオリジナルチキン(フライドチキン)をはじめ、ボリューム感のあるメニューが多く、ダイエット中には適さないイメージが強いのではないでしょうか。
揚げ物の多いお店であるため、ダイエット中にいくらでも食べていいというものではありませんが、オーダー内容を工夫すればダイエット中でも十分に楽しめます。
今回は、ダイエット中でも楽しめるケンタッキーのメニューの組み合わせ例を3つのテーマに沿って紹介します。
- バーガーorツイスターのセットで500kcal前後の組み合わせ例
- オリジナルチキンのセットで500kcal前後の組み合わせ例
- 栄養バランスを意識した組み合わせ例
バーガーorツイスターのセットで500kcal前後の組み合わせ例
ケンタッキーのセットメニューではバーガーやツイスターとポテト、ドリンクが組み合わさったものが大部分を占めています。
バーガーやツイスターのセットメニューで1食500kcal以内に収めることができる組み合わせを紹介します。
■バーガーorツイスターのセットで500kcal前後の組み合わせ例
- バジルレモンツイスター 309kcal
- フライドポテト S 195kcal
- ウーロン茶 0kcal (エネルギー情報非公開のため推定)
合計504kcal
ケンタッキーのバーガーとツイスターでは、どちらかというとツイスターが低カロリーなメニューとなります。 中でも、バジルレモンツイスターは特にカロリーが低く、セットでも500kcal前後に収めることができるため、ダイエット中でも比較的安心して楽しめるセットメニューといえるでしょう。
ケンタッキーではドリンク類のカロリーが公表されていないものの、今回挙げたウーロン茶、砂糖とミルクなしのコーヒー・紅茶であればおおよそ0kcalと考えられますので、ダイエット中はこれらの中から選ぶと余分なカロリー摂取につながらず安心です。
オリジナルチキンのセットで500kcal以内の組み合わせ例
ケンタッキーといえばオリジナルチキンです。
セットメニューにもオリジナルチキンがありますが、オリジナル2個とフライドポテトSのセットになっており、ドリンクを0kcalにしても600kcalを超えてしまいます。
オリジナルチキンのセットで500kcal前後に収めるのは既存のセットメニューでは難しいですが、自分でサイドメニューを選べば可能です。
■オリジナルチキンのセットで500kcal以内の組み合わせ例
- オリジナルチキン 2ピース 436kcal(平均値)
- コーンサラダ S 57kcal
- アイスティー(砂糖・ミルクなし)0kcal (エネルギー情報非公開のため推定)
合計493kcal
既存のセットメニューではサイドはフライドポテトですが、これをサイドメニューの中で最もカロリーの低いコーンサラダに変更することで、オリジナルチキンを2つ食べても全体のカロリーは500kcal以内に収めることが可能です。
ただし、オリジナルチキンのカロリーはあくまで平均値であることに注意が必要です。
大きいサイズの部位や、脂質の多い部位ばかりになってしまった場合には、計算よりもカロリーが高くなることがあります。
栄養バランスを意識した組み合わせ例
栄養バランスの取れた食事のポイントは、「主食・主菜・副菜」をそろえること。
外食でもそれぞれに対応するメニューを選ぶことで、ある程度栄養バランスを整えることができます。
ケンタッキーのメニューで栄養バランスを意識した組み合わせを紹介します。
■栄養バランスを意識した組み合わせ例
- フライドポテト S(主食として) 195kcal
たんぱく質2.6g 脂質7.8g 炭水化物28.7g 食塩相当量1.2g - オリジナルチキン×1(主菜として) 218kcal
たんぱく質16.5g 脂質12.8g 炭水化物9.1g 食塩相当量1.5g - コールスロー S(副菜として) 85kcal
たんぱく質1.0g 脂質6.3g 炭水化物6.3g 食塩相当量0.6g
合計 498kcal
たんぱく質20.1g(16.1%)脂質26.9g(48.6%)炭水化物44.1g(35.4%)
パンやごはんのような炭水化物がとれる「主食」としてフライドポテトを、
肉や魚のようなたんぱく質がとれる「主菜」としてオリジナルチキンを、
野菜を中心としたおかずである「副菜」としてコールスローを選択することにより、ある程度栄養バランスの取れた食事内容にできています。
ただし、ケンタッキーのメニューは全体として揚げ物が多く脂質に偏りがちなので、前後の食事では脂質の多い食材や料理は避け、ごはんやパンなどの主食に重心を置き、野菜をたっぷりとることを心掛けられるとよりよい食事内容にすることができます。
ケンタッキーでダイエット向きの食べ方まとめ
本記事では、ケンタッキー商品のカロリー一覧や高・カロリーが低いのメニューランキング、人気メニューのカロリーを紹介しました。最もカロリーが低いのは、コーンサラダやコールスローなどのサラダ類です。一方、最もカロリーが高いのはサンド類で、オリジナルチキンの2倍ほどのカロリーがあります。
ダイエット中にケンタッキーを食べるのは抵抗がある人も多いかもしれません。しかし、食べ方次第ではダイエットに支障のない範囲でお気に入りの味を楽しめます。本記事では商品のカロリー情報を踏まえて、ダイエット向きの食べ方を紹介しましたので参考にしてください。
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